40歳から始めるボートでバス釣り

肩身の狭い小遣い制の妻子持ちが、どうにかこうにかボートを購入してバス釣りを嗜みます。

フットコンエレキ 初操作は大変

ボートエースにステッカーを貼って気分は揚々です。

 

2024年 2月下旬

三連休の最終日、少し時間があったので9時から12時まで『いつもの小規模ダム』にボートを出しました。

初めてのフットコンエレキを操作できるか』の確認と、『ペラって4枚と3枚どっちがいいの?』の検証が主な目的です。

 

季節もあってか、先客はいない様子。

到着して出船準備まで約30分かかりました。

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これが今のところの完全装備(艤装?)です(短時間なのでボックスではなくバッグ)。

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↑これと比べると、えらいゴチャゴチャしました。いや、進化と言おう。

 

・エレキ操作は…

いざ、出航。

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シャフトは空回りすることなく、今回はペダルが効きました。

ただ、立って操縦するのはまだ難しいです。やっぱり多少は揺れます。ダイソーさんの折りたたみイスにどっしり座りました。

何が難しいかと言うと、フットコンはつま先に踏むと右に、カカトに踏むと左に曲がる。そしてエレキを回す(進む)スイッチは右にあります。

車のアクセルの感覚で、進めたいと思ったら前に踏み込んでしまい右に曲がります。

また、右に曲がりたいと思ったら足の右側に体重を掛けてしまい、スイッチ・オン…。

これは、アクションゲームで行きたい方向にコントローラーを振ってしまう感じに似ています。ただの動いてほしい願望です。

私、運動神経は悪いほうですが、思っていない急な動きが多いので、ちょっと危険を感じました。

そんなこんなでペダル操作が気になって、釣りどころではありませんでした…。

私の場合、これはかなり練習がいる予感です。

 

・プロップを付け替えてみる

操縦の大変さで忘れそうになりましたが、プロップ(ペラ)の比較も目的でした。

最初に付いていたのは4枚羽根のプロップ。

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羽根は4枚だけと小さいです。

もう一つ、破損した時用に用意したのが3枚羽根。

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羽根は大きいです。

付け替えて比べてみましたが、ペラの小さい4枚羽根のほうは動くときに少し静かかな?ペラの大きい3枚ペラのほうが若干早いかな?というような感じです。

私のエレキ『モーターガイド STEALTH300V』は37Lbs.とパワー不足は否めませんので、少しでも早い3枚ペラのプロップをメインで使おうと思います。

ゆっくり動きながら釣る時はどちらでもいいですが、大きく移動する時は早いほうがいいかなと。

実際、逆風だとかなりスピードダウンでした。

 

結論

フットコンエレキの練習をなるべく積みましょう。

ついでにボートから降りる練習も。

昼になるにつれて風が強くなり、岸に着いて降りようとエレキを上げたらボートが流されて、かなりモタツキました…。

 

(ボートバス釣り素人の感想です。何事も自己判断です。)

 

 

ボートエース、ステッカーでドレスアップしたい

ダイソーさんの『折りたたみイス』のデザインは大変気に入りましたが、『パイプストッパー』は何であの形なんだろう…と思います。

 

2024年 2月下旬

サイドフロート(ボートフェンダー)の取り付け位置が決まったことで、前々からやりたかった事がひとつあります。

それは、我が『ボートエースGEB-25I』にステッカーを貼ることです。

ステッカーを貼るのが好きな性格で、ルアーケースやタックルボックス、ファミキャンで使うトランクなどに貼っちゃってます。

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ただ、本物のステッカーは高いし、買っても貼るのに躊躇してしまう性格なので、私は家電量販店などで売られている『手作りステッカー』という用紙(約1,200円)でステッカーを作っています。

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いつもは左を使うのですが、今回はボートなので右の『屋外でも使える』という物を準備してみました。

 

・ステッカーを作る

中は、A4サイズの印刷シートと保護シートの2枚一組で、3セット入っています。

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パソコンのWordにダウンロードしたロゴマークをコピーして並べます。ロゴの大きさは自由に変えられます。

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もったいないので、A4になるべく隙間なく並べます。

ただし、説明書によると「余白を残さないと水でにじむ」らしいので、白を残して切る部分を想像しながら並べていきます。

プリンターの設定を「手差し印刷」「写真用紙」「きれい」に設定し、印刷します。

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保護フィルムを貼ります。剥離紙に切れ目があります。

間の剥離紙を取って、印刷用紙に合わせて貼り、動かないようにします。

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広い剥離紙は、「定規にタオルを巻いて、空気が入らないように」とあります。徐々にフィルムを押して剥離紙を剥がします。

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このときに、保護フィルムは少し大きいので、細い剥離紙の方にフィルムをはみ出すよう印刷用紙に貼ることで、はみ出たフィルムをテーブルに貼り付けて印刷用紙を動かないようにしたら定規を進めやすくなります。

仕上げにタオルでこすり、空気が残らないようにしっかりとフィルムを着けます。

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あとは定規とカッターでカットします。余白を残すようにします。

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用紙2セット使って、たくさんできました。

 

・ボートエースに貼る

貼る位置はボードフェンダーの前辺り。取っての出っ張りがあるため、ステッカーが傷付きにくそうです。

貼ろうとする所の汚れをなるべく落とし、養生テープなどで仮止めして貼る位置をイメージします。

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ボートのネジを避けて貼らないといけません。

あと、凸凹してたり、水面からボートの縁までが意外と狭かったです。もう少し小さいステッカーを作ればよかったなか?
位置が決まったら、空気が入らないように貼ります。好きなバスプロをイメージして、

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左は並木さんと川村さんっぽく。

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右は青木さん的に。青木さん、今はAbuではなくDAIWAのようですが…。

ボートエース、傷だらけだしポリエチレン素材のためか、空気が入ってすぐに剥げそうな雰囲気です。

まぁ、そのときは諦めましょう。手作りですし。

 

追記∶一回水に入っただけで、帰り道の走行中に青木さんステッカーが3分の2減りました。

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他のステッカーも剥がれそうになっていました。傷やボートの素材に問題があったと思います。

残ったステッカーは、後で強力両面テープで貼り直しました。

 

・ついでに車も…

車にもステッカーを貼ってみたいと思ったことが、結構何度もあります。

でも、「貼ってみて似合わなかったらどうしよう」とか「経年劣化でボロボロに」とか「釣具狙いで車上荒らし」とか…。車はなおさら躊躇してしまいます。

直接貼るのに躊躇するなら、取り外せるようにすれば…と考え、『マグネットステッカー』を作ってみようと思いました。

100均で、磁石で車につける車椅子マークとドラレコマークを買いました。

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車用のマグネットは、車の傷予防?に裏側がコーティングされています。
そう言えば、最近の車はマグネットが付かない車もあるそうです(特にバックドア)。私の車は古いので大丈夫でしたが、作る前に確認しましょう。

マグネットの大きさに合うかどうか、ステッカーの用紙に印刷する前に、普通のA4用紙に印刷して、マグネットを重ねて確認します。

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黒がはみ出てます…。少し小さくします。

調整したらボートに貼るステッカーと一緒に印刷して、切ります。

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大きさはバッチリです。

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貼り付けました。

青が強いのか、車椅子マークが透けています…。まぁいいか。

ドラレコマークは、ステッカーを貼ったあとに、余分なところをカッターで切りました。

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ジャッカルマークは給油口の蓋に。

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ディスタイルロゴはバックドアに。

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遠目で見ると…。マグネットだと分かるときは分かるかも。
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釣りに行くときは付けて、釣具を車に置きっぱで離れるときは存在感を消すために外します。

洗車のときも外しましょう。

これもしばらく使ってみようと思います。

 

(100均マグネットの耐久性も、シールの接着力もわかりません。何事も自己責任です。)

 

ボートのオール取り替えと椅子

検証とは言え、リセストレイを忘れたことに気が付いたときはガッカリしましたが、サイドフロート自作を完了させました。

 

2024年 2月下旬

『ボートエースGEB-25I』の不安定性を改善すべくボートフェンダーで作ったサイドフロート。

その実験の際に、アルミ製のオールをボートエースのオールクラッチに使えるようにしました。

ボートエースについているオールは、柄が木製です。これが結構重たいです。

また、結構な長さがあり、オールを漕ぐと柄同士が当たります。

ついでに言うと、経年劣化でまぁまぁのササクレ…。

と、いうことで新たなオールをクリスマスに購入していました。

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・オールクラッチを付け替える

用意したのはダイソーさんの、物干し竿に挟む『ポールクラッチ』110円。

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丸いのを想像していましたが、花型しかなかったです。

ボートエースのオールから、オールクラッチを外します。

水かきのほうに蝶ナットが付いているので、これを抜けばオールクラッチを取ることができると思いました。

が、蝶ナットが錆びついて全然回らなかったので、オールを止める黒い部分のネジを外してオールクラッチを抜き取りました。

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これをアルミオールに通して、ダイソーさんの『ポールクラッチ』で抜けないようにしました。
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これを前回のブログで、ボートエースに使いました。

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柄も当たらず軽快に漕げます。

 

・ボート用のイスを用意

当初は、タックルボックスとして購入した『ドカット』に座って休憩しながら操船しようと考えていました。

しかし、今までは短時間のボート釣行しかしておらず、タックルボックスを積まずに出航しています。

おそらく、これからも短時間の釣行では、ドカットではなくタックルバッグで済ましてしまうと思われます。

そこで、ボート用のイスを探しました。

アルミボートには座高の高い『キャスティングシート』というものが定番?お隣さんのボートにも付いていました。

レンタルボートに『脚立』を持ち込む方もいるようですし、脚立用のシートも売られています。

できるだけ座面が高く、軽量で省スペースなものがいいな〜とダイソーさんをウロウロしていると…。

見付けました。『折りたたみイス』550円。

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座高は39cmと少し心許ないですが、どっしりしていてボートが揺れても倒れないかも。

座面の穴を引くと、

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サッと折りたためます。狭いハイデッキで、不要なときは畳んで後ろにポイっと省スペース化を図ります。

ボートで座ってみると

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思いのほか座り心地はいいです。

スペース的にはこんな感じ。

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しばらく使ってみようと思います。

 

【今回の出費】660円

 

(オールも椅子も、使い込んでいない全くの初見です。何事も自己責任です。)

 

 

 

ボートフェンダーの安定性を検証

サイドフロート(代用)を着けて、これ以上不具合が見つからないように願っています。そろそろ春に向けてボートを完成させたいです。

 

2024年 2月下旬

実験の前に、前回ボートの中央に取り付けたボートフェンダーを、ボート後方にも取り付けられるようにしました。

と言うのも、エレキも古いので、前回のエレキトラブルのように動かなくなった時のために、オールの穴をなるべく生かしておきたい気持ちになりました。

ボートフェンダーをサイドフロートにした詳細です↓

nobinson.hatenablog.com

・ボートフェンダー装置に穴を追加

追加の材料は、

角座金6×54 4枚 約300円

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ボート側のパイプの端から1cmのところに、新たに12mmの穴を開けました。

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イレクターキャップがドリルに当たりますが、強行突破です。

角座金2枚を使い、ボートの一番後ろの取っ手を挟むようにボルトに通し、締めます。

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ボート横の後方の把手には、ボート中央に取り付ける時のパワープレートで補えます。

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サイドフロート ボート後方Ver.の完成です。これで中央と後方でマルチに対応します。

 

・安定性の実験

実験の目的は、

①思ったより小振りなボートフェンダーで安定性は大丈夫か。

②取り付け場所はボートの中央と後方、どちらがより良いか。

それらを確認するため、『いつもの小規模ダム』にいざ出陣。

時間の都合上、釣りは全く考えず、ガチで水に浮かべてみるだけです。

一応、フル装備で浮かせてみようと思いましたが、リセストレイを忘れてしまいました…。

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まだボート釣行に慣れていません。まぁ、重たいのはバッテリーとエレキなので、ひとまずこれらがあれば実験できるでしょう。

まずは「フットコンエレキでボートの前方に立つので、フェンダーも前に近いところが良いのでは」という当初の考えだったボート中央に取り付けてみます。

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重たいであろうエレキが着いた側のボート端に体重を掛けても、一人くらいなら転覆は耐えられそう。

ボートの中央なら片足立ちも大丈夫です。ペダル操作ができるかな?

次は、「オールの穴を生かし、古いエレキにトラブルがあってもオールで漕ぎやすくする」、また「釣れた魚を取り込みやすい」目的のボート後方に取り付け。

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なんと、これでもボート中央と変わらぬ程度の横揺れです(写真の左隅に、わずかに私の足が写ってます)。

むしろ、なぜか中央に装着した場合より安定性は若干良い気がします。

ボートを調べていたときに、『オーパ・クラフト』さんのミニボートは「ボートの前に一点、後ろの両サイドに二点の浮力体を作って三角形を作り、安定性を上げている」というような記事があったような…。

ボート後方にサイドフロートを取り付けると、それと同じ原理が生まれるんですかね?

何はともあれ、これでオールも取り付けられます。

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しかも、フロートにオールが置けます!これはもう、取り付け位置は後方に決まりです。

エレキにバッテリーを繋いでいなかったので、早速これで漕いで岸に戻りました。

 

これでようやく、ボートの調整はすべて終わったと思われます。あとは釣りに行く時間を作れるかに掛かっています。

 

【今回の出費】約300円

 

ちなみに今回、いつも通り車の横からボートを下ろす際に、斜面で行ったためか大きくボートがズレて、右人差し指はバーに挟み捻挫様の痛み、左人差し指の根元となぜか膝下を擦過傷、車の屋根をボートで擦りました…。

カートップの積み降ろしは油断してはいけませんね…。地形を確認しなくては。

 

(耐久力も浮力もわからない自作品です。何事も自己責任です。)

 

不安定ボートエースにフェンダーを付けてみる

エレキの修理が何とかなって、ほっと一安心しました。古いものを買うときは、無駄になるかもしれない覚悟と、なんとかする情熱?が必要です。

 

2024年 2月中旬

ハイデッキ完成試乗会で浮き彫りになった『ボートエースGEB-25I』の安定性の低さ。デッキに立とうとしたらグラグラでした。

そこで、ボートの横に、新たに浮力体を取り付けることで、転覆予防になるという『サイドフロート』を検討しました。

ただ、純正のサイドフロートは5万円以上。似たものでも3万円くらい。手が出ない…。カミさんにも相談できるレベルではない…。

安定性は増すのでしょうが、重量もひとつ4kgくらいあるようです。左右合わせたら『ボートエースGEB-25I』の総重量は40kg。少し尻込みする重さです。

色々と調べると、フロートを自作して取り付けている方も多そうです。ポリタンクを加工したり、塩ビパイプで作ったり…。

そんな中、目についたのは『ボートフェンダーというもの。本来は停泊中のボートが岸へ接触するのを避けるためにぶら下げる物のようです。

それをボートの横に付けて、「安定性が増した」という情報が多いです。詳しい浮力はわかりませんが。

重量もひとつ1.8kg。まぁ許容範囲でしょう。

と、言うことで買ってみました

ボートフェンダー21cm×68cm 約6,300円(クーポンやポイントを使って)

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ボートの底が黒いから、ブラックを購入。思ったよりも小さいです。これで横揺れが支えられるのかな?

・取り付け位置を考える

購入したボートフェンダーの長さで言えば、船尾の穴から横後方の取っ手にも付けられそうですが…。

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船外機が後ろにあるボートは、後ろにフロートを付けると安定するよう。

私は船外機(エレキ)が前にあり、立ち位置も前側なので、ボートの中心に来るように付けようと思います。

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ボート横前方の取っ手と、オールを取り付ける穴が使えそうです。

取り付けの高さは…

あまり低すぎると水に浸かり、抵抗が増してスピードが遅くなるそうです。私のエレキは37lds.しかないので、なるべく抵抗はない方がいいです。

本来なら、推進力を考えれば普段はフロートが水面の上にあり、ボートが傾いて初めて水に着いて浮力が働く、という位置がいいようです。

おそらく私のボートエースは、横にある段差の辺りまで水に浸かっていると思います。

ボートの縁に高さを合わせるようにすれば、フェンダーの5分の1くらい浸かるかな?

 

フェンダー取り付け自作

ミニボートにボートフェンダーを取り付ける画像やブログは色々とあります。皆さん、プレートや金具を上手に使っています。

私は、今までもお世話になってきた『イレクターパイプ』を加工しようと思います。イレクターパイプ大好きです。

材料は…

イレクターパイプ1500 約800円

イレクターパイプジョイント4個、インナーキャップ12個 約750円

塩ビパイプ13mm 50cm 約150円

M10チェンジノブ2個 約400円

M12チェンジノブ2個 約600円

パワープレート3×30×150mm2枚 約600円

ボルト、蝶ナット、ワッシャー 約1,500円

 

①取り付けパイプの作成

イレクターパイプを20cmを4本15cmを4本8cmを2本カットします(※家にあった余っていたパイプも使っています。これを5cmにしたら、ちょうど1500のパイプに収まります)。

ダイソーさんの『パイプカッター』の出番です。

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カッターの切れ味が悪くなったのか、結構大変。腕がパンパンです。

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こんな感じで、20cmのほうがボート側、15cmがフェンダーです。

ボルトが通るように、20cmのパイプは端から5.5cm15cmのパイプは端から5cmのところに12mmの穴を開けます。

ついでに、8cmのパイプにも真ん中あたりに穴を開けます。

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パイプの端は、インナーキャップをつけます。一応、水が抜けるように穴を開けました。

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切り口はキャップが入りにくいので、金槌で叩いて入れました。

パイプの穴が縦になるように、接着剤でジョイントと固定し、さらにネジで固定して抜け予防します。

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ドリルで3.5mmの穴をパイプまで開けて、4mmの太さのネジを込めました。

フェンダーの固定

13mm(内径?)塩ビパイプを7cmに4本切ります。ノコギリで切れます。

フェンダー側のパイプにM12×110mmのボルトを通し、塩ビパイプを通します。

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私が購入したフェンダーの穴には、このパイプがピッタリでした。

ワッシャーとナットで固定します。

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ワッシャーでフェンダーが抜けるのを抑えます。ちょっと頼りない感じがしますが…。

同じように4箇所固定します。

③ボートに取り付け

前側の取っ手にはチェンジノブを付けた『M10×80mmのボルト』と『150mmのパワープレート』を蝶ナットで固定します。

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そして、後ろ側のオールの穴にはチェンジノブ付きの『M12×110mmのボルト』と『8cmに切ったパイプに12mmの穴を開けたもの』を使って蝶ナットで固定します。

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ボートの縁の裏側は横幅が少なく、『細長いもの』でないと、固定の基礎に使えません。オールの穴の下はさらに狭いです。

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こんな感じで、ボート中央のサイドフロート完成です。

ガッチリ固定できています。

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エレキマウントのデッキを取り付ける穴を塞がないようにパワープレートの位置を気を付ければ、エレキも取り付けられます。少しケーブルがフェンダーに当たるくらいです。

 

思ったより小さかったボートフェンダーで、どれ程の安定性があるのか、早く試乗してみたいです。

 

【今回の出費】約11,100円

ボートフェンダーを取り付けるための装置に4,800円くらい掛かりました…。まぁ、3万円のサイドフロートよりは安いか…。

 

 

(素人の、安全性もわからない自作です。何事も自己責任です。)

 

追記:ボートエースの後方にも取り付けられるようにしました↓

nobinson.hatenablog.com

 

フットコン、舵のトラブル発生からの修理

今のところ、『ボートでバス釣り』ブログではなくボートのDIYばかりです。

 

2024年 1月末日

我が『ボートエースGEB-25I』がフットコンエレキ仕様になったので、試運転しようと『いつもの小規模ダム』に向かいました。

タックルは持ちましたが、釣りではなく『試運転』なのは、色々と不安要素があるからです。

 

不安要素① フットコンのシャフトが空転

私のエレキ『モーターガイド STEALTH 300V』。コントロールペダルで左右に一杯まで回すと、ピタッと止まらず少し空転します。

さらに魚探のケーブルを添えたことで、より空転が大きくなりました。ちゃんと運転できるのか?

不安要素② 水面での安定性

ボートエースを調べると、不安定さに定評があります。

ハンドコンのときは足元のスタビライザーのおかげか、立っての釣りは何とかできました。しかしフットコンは前方に立ち、ハイデッキで支持面も高くなっています。果たして立てるのか?

 

この2つを確かめるために、いざ湖上へ。

ボートですが、仕組みが多くなった分、準備はやっぱり大変です。でも…、

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「ちょっとカッコいいんじゃない?」。

見た目はバス釣りっポイ感じが向上し、期待に心踊りました。

そんな期待もすぐに崩れました。

ハイデッキに乗ってエレキのペダルを踏もうとしたら、片足が上げられないくらい不安定です。

ハンドコンでボートの床に立った時よりも5倍くらい横にグラグラします。不安要素②は現実のものとなりました…。

 

マジで立っていられない。これは危ないとしゃがんで、ペダルを手で操作する始末。

すると、舵が効きませんペダルを前後に動かしても、左に回旋するばかりです。正確には岸から離れながら回って行きます。

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エレキを持ち上げてペダルを踏んでみると、ヘッドの中のギアは動いているけど、シャフトがスカ〜と空回りしている感じの音がします。おそらく水の抵抗に負けてシャフトから下が回らないのでしょう。不安要素①も予想以上の結果で的中しました。

だんだん岸から離れていくので、何とか戻る方法を考えました。

回旋しボートが岸に向いたタイミングで、手でエレキのスクリューを真っ直ぐ向けて、そっと水中に入れます。ペダルを前後に動かさない(方向を変えない)ようにスイッチを押し、前進します(しゃがんで手で操作)。細かな方向転換はオールで行い、何とか岸に戻ることができました。

 

さらにもうひとつ予想外の事態。『DYNASTY ボートドーリー』に頼ってボートを運んでいたら、車輪が動かなくなりました。

見てみると…、

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トランサム板とドーリーの間に挟んでいた板がズレ落ちています

上の方だけ削れているので、板が弱かったと思われます。

この後も、しばらく動かすたびにズレてしまいます。補強が必要です。

この日はロッドを1つも振らず帰宅しました…。

良かったのは、魚探がちゃんと作動する確認ができました。

 

・フットコンエレキの空回りを修理

帰ってエレキのヘッドをドライバーで開けてみました。

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コードが多くて尻込みします。

ペダルを踏めばギアはスライドするし、ギアもちゃんと噛んでます。

インナーシャフトが空回りするときの音は、ギアよりも下から聞こえます。

どうにかギアの下が見れないかと観察すると、ワイヤーと関連しているギアのネジを外すと、インナーシャフを回すギアの下が見れそうです。

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アウターシャフトの下にストッパーみたいなものがあるので、これも緩めます。

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2.5の六角レンチで回しました。

下からインナーシャフトを持ち上げますと、ギアも上がります。

シャフトとギアの接点にネジ山が見えます。f:id:nobinson:20240205074510j:image

ペダルを踏んでみると、ギアは回るけどココから下のシャフトが動きません。

このネジ山にギアをねじ込めば、シャフトが固定されるのでは?

ギアをプライヤーで挟み、下からインナーシャフトを上げながら手で回します。

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けっこう硬いですけどネジ山にギアが入っていきます。そして、シャフトがしっかりと動き、ピタッと止まるようになりました!

 

・インジケーターとプロップの向きをペダルに合わせる

せっかくヘッドを開けたので、マウントに自分好みの向きにヘッドを固定したときに操舵しやすいように、プロップの向きを変えようと思います。

ヘッドの向きは、マウントに対して45度右にすると、エレキのケーブルが邪魔にならないと考えました。

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この位置だと、エレキを引き上げたときにケーブルが下に来ます。

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このヘッドの位置で、ペダルを目一杯踏み込んだときにバックするようにプロップの向きを変えます。そうすることで、踏み込みが前後の真ん中で直進することになり、操舵しやすくなるハズです。

①ペダルを前か後ろに目一杯押す。

②ケーブルに連動している真っ直ぐなギアを指で持ち上げる。
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③この状態で、プロップが正面(バックするよう)に向くようにインナーシャフトを回す。

④ペダルとインナーシャフトが動かないように、ケーブルのギアを元に戻す。

⑤インジケーターの向きをプロップに合わせて、ギアに噛み合わせてフタをする。

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これで、好みのヘッドの位置で、好みの進行方向にインジケーターとプロップの向きを変えることができました

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・ドーリーを付ける板の補修

ドーリーに板を挟んでいる理由です↓

nobinson.hatenablog.com

トランサム板とドーリーの間に挟んでいた板の、厚さをかさ増しした木材が弱く、凹んでます。

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土台の板のほうが硬そうなので、裏表をひっくり返して使おうとしました。

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それでも、ドーリーのノブを締めれば締めるほど下の方は隙間が開きます。

ので、スタビライザーに板を支えてもらう事にしました。

家にあった35cmくらいの木材を、板の下にネジ止めします。

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これを下にして、ドーリーとトランサム板に挟みます。

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これで、ドーリーがズレても板は落ちないと思います。

あとは、車輪を下にして使うときはボートを押す、車輪が上のときはボートを引いて動かすようにして、ドーリーのズレ予防に努めます。

 

あとはボートの安定性を上げるためにどうするか考えます。これが何とかならないと、出船できません…。

 

(エレキの蓋を開けるのも、ドーリーをボートエースに付けるのも、何事も自己責任です。)

 

ボートエース、ハイデッキ装着

最近、寒波が来るとギックリ腰のリスクが高いような気がします。寒い日には無理をしないよう心掛けます。

 

2024年 1月下旬

『ボートエースGEB-25I』のハイデッキの土台も出来上がり、ついに実装してみます。

まずは『ハイデッキ前側』。

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『ハイデッキの裏側』で施行したイレクターパイプのかさ上げが効いているようで、ガタツキはありません。

イレクターパイプの高さの微調整や、リセストレイの土台です↓

nobinson.hatenablog.com

そして『ハイデッキ後ろ側』。

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最後に『マウントデッキ』。

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ふぅ…、コンパネ、1×4材、カーペットが集まると、結構な重量です。ボートエース、大丈夫かな?

発泡スチロールブロックを置いて、

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リセストレイ』をセット。

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フットコンエレキをマウントにつけます。

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コントローラーを置きます。

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ケーブルが硬くて、トレイの斜めの部分に当たって前方が少し浮いてます。踏んだら大丈夫かな?

ボートの出っ張りでできたわずかな隙間にバッテリーのケーブルを潜り込ませて、デッキの下に配線します。

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ちなみにケーブルは、『ハンドコン』のときにやった要領で、丸型圧着端子に付け替えてます。

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ハンドコンに丸型圧着端子を付け替えた様子です↓

nobinson.hatenablog.com

マウントの動きを見て、エレキのヘッドはマウントに対して90度右にしたほうが、コントローラーのケーブルの動きが邪魔になりにくいと考えました。

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いや、邪魔かな…。

魚探』を置きます。事前に、家にあった両面テープ付きの面ファスナー(マジックテープ)を架台の裏に貼っておきました

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どこに設置しようかな…。

コントローラーの前が邪魔にならないかな?

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振動子と水温センサーは、金具が付属していたのでエレキに取り付けました。

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配線もシャフトやコントローラーのケーブルに、絶縁テープで留めます。

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テープ、黒にすればよかった…。

この配線たちも、デッキの下に入れておきます。

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これでボート前方の装備が整ったはずです。

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追記∶後々、魚探のケーブルはカバーを付けて、結束バンドでエレキに固定しました。

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ここまでやって、気が付きました。

アルミボートよりも手軽に出船できるかと思って選んだFRPボート(ミニボート)ですが、アルミボートだから大変なのではなくて、『フットコンエレキを使うから準備が大変なのだ』と…。重いし、準備も多いです。

しかし、今更後戻りはできません。とことんボートエースを突き詰めます。

 

(素人の手探りのアレコレです。何事も自己責任です。)

 

ハイデッキ作りの全貌です↓

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