ボート購入から一ヶ月、いつになったら出船できるのか、途方に暮れているます。思った以上に重たいからなぁ…。
2023年 8月上旬〜下旬
近所のホームセンター数件をハシゴし、いい材料はないかウロウロすること2週間。想像力を膨らませて、ついにこれだと思う素材を買い揃えました。
それがこちら(並べてみて、ナットを数個買い忘れてるのに気付きました)。
タイヤ 約2,400円(送料無料)
アルミ角パイプ 約2,000円(送料込み)
ヒンジピン 約400円(送料込み)
その他の材料(ボルト、ナット、プレートなど) 約6,500円(ホームセンターにて)
材料総額 約11,300円!
ちょっとまて…。1万円超えてるじゃないか… 。これって、少しがんばれば汎用のドーリーくらい買えたのでは…。
いやいや、特殊な形のボートエースには、純正品でないのであれば、自作が一番しっくりと取り付けられるハズ!そう思って作成に取り掛かります。
・事前に…アルミ角パイプ
ボートエースのドーリー取り付け部は凹んでいる(この部分は中空構造になっていない?)ため、純正品では土台にアルミ角パイプを取り付けている模様です。ので、私もそうします。大きさが検索しても出てこないので、家にある木材の端切れを当てて、土台とタイヤ可動部のサイズを予測しました。
結果、土台のアルミパイプは縦4cm×横2cm×長さ25cm、タイヤのアルミパイプは縦3cm×横2cm×長さ50cmと決めました。
程よいサイズがホームセンターになかったため検索してみると、『横山テクノ』さんという金属素材のサイトを見つけました。希望のサイズで切り売りしてくれるため無駄がありませんので、こちらで購入させていただきました。
・事前に…タイヤ
ヤフオクでタイヤを購入。軸部が金属だと錆びるという調べだったので、軸部はプラ。ノーパンクタイヤです。
ただ、タイヤの軸の経が22mmなのに、それに合う太さのボルトや軸がホームセンターに見当たりません。最大でも太さM16(16mm?)のボルト。
しかし、たまたま家にあった塩ビパイプの太さがタイヤの軸部分にフィット。塩ビパイプの内径もM16のボルトにフィット!
塩ビパイプをシャフトにして、M16のボルトを通して固定することにしました。
・事前に…ヒンジピン
跳ね上げ式ドーリーを固定するのに、穴開きのヒンジピン?をRピンで取り外しやすくするものがありました。探すと、Rピンはあったのですが穴開きのヒンジピンはお店になく、検索開始。すると、『MISUMI』さんという、ネジや部品を単品売りしてくれるサイトに辿り着きました。ここでヒンジピンを2本購入。アルミ角パイプは幅20mmですが、ヒンジピンの長さは余裕を持って穴間30mmにしました。
・ドーリー作成開始
まずは手軽にできそうなタイヤ部の作成。
50cmのアルミ角パイプの片方に16mmの穴を、もう一方に10mmの穴を空けます。
16mmの穴にボルトを通して固定したタイヤを付けるだけです。
いい感じです。
土台となる25cmのアルミ角パイプにこれらのプレート類を付けるため、ネジ穴を空けていきます。
見た目は気にせず、油性ペンで目安となる線を引いて、なるべく左右対称になるよう心掛けます。それでもズレるので、ネジが通らない場合は少しずつ穴を広げます。ちなみに、穴を空けるときの削りカスが気になり、台所で作業しました。
その後、プレート類をネジやボルトで付けていきます。こんな感じになりました。タイヤは重いし邪魔なので外しました。最後に付けましょう。
上に可動。
下に可動。
下のプレートには、ドーリーのストッパーと補強も兼ねて真ん中の辺りにスペーサーをビスで固定しています。
あっさり書いてますが、アルミパイプをボートに当てて見たり、プレートを当てて見たりしながら、大分時間をかけて目印を付けて穴を空けています。
ボートに近いボルトやネジは長すぎると、ボートに干渉してパイプがピッタリと付かなかったため、ギリギリの短いものに買い替えました。
これでドーリーが完成しました。あとはボートに取り付ける作業です。
【今回の出費】約11,500円
(素人知識の自作につき、何事も自己責任です。)
追記:追々強度に不安を感じ、汎用のドーリーを付けました↓