初ボート出船で、ダムで出会ったゴムボートのアングラーから「いいボートですね」と言われました。コーキングやドーリーなど、初出船に至るまでに結構手を加えましたけど、そのためか愛着も湧いているので素直に嬉しかったです。
2023年 10月下旬
『ボートエースGEB-25I』で釣りに出た次の日に、肩や背筋が筋肉痛でした。カートップするのに、どえらい労力を使いました。車に載せる方法を再検討します。
・後ろからカートップ?
今の載せ方は、色々なブログから参考にさせてもらった自作のバーを使って、横からルーフに上げています。
アルミボートのお隣さんは、『inno ボートローラー、スライドキット』で車の後ろからカートップしています。ベルトも付いていてお手軽な印象を受けます。しかし、調べてみると私のミニバン(ノア)には適応しない様。
スライドキットの自作も考えましたが、試しに車の屋根の高さまでボートの船頭を持ち上げてみると、結構シンドいです。
ドーリーも、スライドキットに載せた後でボート下部に動かさないといけないのかな?
車の後方からのキャリアを自作となると、手間も掛かりそうですので、やっぱり横からのカートップを選びます。
・角度がキツい
木材の長さは2mなのですが、ノアに立てかけると斜角80°くらいですか。ほぼ垂直です。
もう少しバーを長くして傾斜が緩やかになれば、持ち上げるのも多少楽になるのではと考えました。
ついでに、木材だと軋んでいつか折れそうな不安もあったのでそれも解決するために、丈夫なイレクターパイプに取り替えます。
・横からカートップ装着改造
購入したのは…
・イレクターパイプ2m50cm 2本
・ジョイント 1方向通し 2個
・パイプアウターキャップ 2個
合わせて3,000円ほどでした。
上部にネジを通す穴を空けます。
アルミ角パイプと繋げます。
一回、このままの長さで車に付けてみます。
長すぎです…。確かに傾斜は緩やかになりましたが。
思い切って30cm切って、2m20cmにします。
ダイソーさんで買った『パイプカッター』(550円)でカット。
ひとまずこの長さで様子を見ます。
ジョイントを通します。これが、ボートを引っ掛ける部分になります。
下から40cmのところにテープで印を付けて、ネジで固定します。
ネジ穴を空けて。
家に転がってた、組み立て家具の予備として付いていたネジで固定します。
最後にキャップを接着剤で固定します。
完成。斜角は50°くらいでしょうか。
使用感は…
ボートを立て掛けるときは、木材より安心感があります。
ここから、立てかけながらジョイントに引っ掛けます。
以前の木材のときは、この状態では手前に倒れていましたが、今回は維持できます。
ここからグッと持ち上げます。
やっぱり32kgは重いですが、前よりは少し楽になった気がします。バーに頼れる安心感はあります。
でも、何度も言いますが、やっぱり重い…。
【今回の出費】約3,550円
(耐久性不明の自作につき、何事も自己責任です。)
追記∶2024年2月、この装置で車の横から降ろす際にボートが後方に滑り、両手の人差し指にケガを負い、車の屋根をボートで擦りました。
原因は雨に濡れて滑りやすくなっていたことと、車を下り坂に停めて降ろしたことと思われます。
ボートの積み降ろしはなるべく平面な所が良いかと思います。