暖冬で、冬でもDYI日和です。張り切ってハイデッキ作りの続きです。
2024年 1月中旬
『ボートエースGEB-25I』のために作ったハイデッキにカーペットを貼ります。
ハイデッキもそうですが、カーペット貼りも正攻法を知らない素人が、試行錯誤しながら行います。
組み上がったハイデッキですが、ヤスリがけしたとは言え、コンパネのままではトゲトゲしてますし格好も悪いので、カーペットで包み込みます。
材料は、
パンチカーペット1800×900 約800円
シリコーンシーラント 約500円
ボートに貼るカーペットは、裏側防水で耐久性も高い『マリンカーペット』という物もあるらしいですが、そんなものさすがにホームセンターにはありません。パンチカーペットでやります。
ハイデッキを自作する方は、防水のボンドでカーペットを固定するようですが、中にはシリコーンシーラントをオススメする方もいます。
シリコーンは途中のものがありますし、新たに買い足して接着剤代わりにします。
ハイデッキのついでに、エレキマウントのデッキもカーペットを貼りたいところです。
・ハイデッキ前側
前側のハイデッキが、丸くて凸凹して一番厄介なヤツです。
①カットする
デッキに沿って線を引きます。
さらに裏に折り込むのを考慮して、デッキの外側に線を引きます。
このときの余幅は、板の厚さ+折り返したい幅で決めます。
私は、4cmくらい折り返したいと思い、板が重なっている所は厚さが3cmくらいになっていますので、7cmくらいの外回り余幅の線を引きました。
切っていきます。
窓抜き加工のところは、折りたたんで切れ目を入れてから切ります。
こんな感じで切りました。
②接着する
接着剤代わりのシリコーンシーラントを絞り出します。
ヘラみたいなものは持ってないので、牛乳パックでシリコーンを伸ばします。
意外と伸びません。まぁ、固定できたらいいか。
裏からも表からも、しっかり手で伸ばし押さえながら貼り付けます。
③折り返す
先に『小物入れにバッテリー収納作戦』で使ってしまいましたが、この日のために買っておいたダイソーさんの『タッカー』を使って、裏の折り返しをバチンと留めます。
『小物入れにバッテリー収納作戦』はこちら↓
まずはやりやすそうな窓抜きのところ。折り返しの部分にも、軽くシリコーンシーラントを塗ります。
難関その1。前方のカーブの部分。
カーブがキツい所ほど小刻みに切って、
重なるところは適度に切り取って重ねてタッカーで留めました。
難関その2。前方の段差。
シリコーンをしっかり着けて、段差にもタッカーを押さえ付けながら打ちました。
難関その3。後方の段差。
段差に合わせて、横に2か所切れ目を入れます。
写真、わかりにくいですが、前の方に折り込めるようにするためです。
表にして、シリコーンシーラントを塗って、段差をタッカーで押さえながら止めていきます。
先ほど切ったところを折り込んで、ボートの引っ掛かり部分のカーペットを留めます。
段差部分の角を、板の厚さを踏まえて下の写真のように切ると、
角をスッキリ折り込むことができました。
こんな感じで仕上がりました。
少し不格好ですが、初めてにしては上出来と思います。
ボートに乗せてみると、
こんな感じでハマります。が、
カーペットの厚さ分、さらにイレクターパイプとの隙間が広がり、ガタガタします。
あと作ってみて、ただのコンパネはガサガサするので、塗装されているものを買えばよかったなと思いました。塗装部を裏にすればツルツルだったなと。表はカーペットを貼るし。
次に行こうと思ったら、ここでトラブル発生。
全然カーペットが足りません。折り返しを考えると、意外とカーペットが必要です。
さらなるトラブルで、買い足しにホームセンターに行くと、同じ色がない。赤とか緑とか黄色とか、原色しかない…。
店員さんにライトグレーの入荷予定を聞くと、「入荷しようとすればできるが、梱包されている色がランダムで、お求めの色が入っているか確証ができない。ほしいなら他の店舗を回って探すしかない」と…。
そんなことってあるの?安いから?
隣の市まで足を伸ばし、さらに4店舗を巡ってみたけど、どこも原色しかなかったです…。
ので、ひとまず作業中断です。
最悪、ツートンカラーになる覚悟です。
【今回の出費】約1,300円
(素人の感覚の、行き当たりばったりの自作です。何事も自己責任です。)
ハイデッキの『想像』『準備』『組み立て』です↓