試しに荷物を置いて見たら、風呂くらいはあるだろうと思っていたボートエースの意外な狭さに驚愕しました。試すって大事です。心構えができます。
2023年 10月中旬
『ボートエースGEB-25I』を迎えに行き、帰り道にエアコンが効かなくなるトラブルから約2ヶ月。やっと修理から戻って来ました!
早速、休みの日に空いた時間(14時〜17時)を見つけて、近くの『小規模ダム』に繰り出してみました。
ドーリーでさらに車載の高さが高く見えます。
短時間でもありましたし、万が一転覆して荷物がすべてダムの藻屑になってしまわないように、最低限の荷物で臨みます。ということで、タックルは3本、タックルボックス『ドカット』は出さずにいつものバッグで出陣。
まずは進水式のつもりで、酒を捧げます(ワンカップですが…)。
どうか転覆、浸水しませぬように…。
そして、酒を四隅に掛けて清めます(ワンカップですが)。
船の進水式は、命名もするそうです。どんな名前がいいかと少し考えたのですが、船体が黄色なので『イ○ロー・サブマリン』しか思い浮かびません。でも、サブマリン(潜水艦)なんて沈みそうで縁起が悪い気がします。
ので、普通に『ボートエース』と呼びます。アニメ ポ○モンのサ○シが「ピ○チュウ!」と、そのまま呼ぶように。
いざ出港!
36Lbsのハンドコン『ミンコタ Thrust Turbo』でも、ボートエースは動きます!
強いて言うなら、最大の5速でも若干ゆっくりな気はしますが。
操作性は…やはりハンドコンでは少し不便さを感じます。1速でゆっくり進行しながらの釣りはできますが、方向転換にはエレキに手を取られます。
小物入れの座椅子に座ると操船しにくいため、備え付けの板に腰掛けて操縦しました。タックルボックスもないし、前はスカスカです。
ドーリーの穴あけ部分や船底などの浸水も、今のところは見当たりません。事前に色々と手を加えた賜物でしょう。
ボートエースの安定性はと言うと、若干は不安定ですが立って釣りをしても耐えられないほどの揺れではないかと思います。中空構造のスタビライザーが足元にあるお陰でしょうか?
でもグラグラはするので、推奨はいたしません。
気になる釣果ですが、25cmの小バス1尾…。
ビミョーに冴えない顔の写真です。結構苦労してボートで出たのに。でも初ボートで釣れて良かったです!
色々と浮き上がった問題は…
・やっぱりボートが重い!
ルーフから下ろすのはまだいいですが、上げるときはシンドい。スライド装置も、木材が軋んでいつ折れるか怖いです。次の日、背筋が筋肉痛でした…。もっと傾斜が緩かったら楽になるのか?
・自作ドーリーが軋む!
進水式のときに、結構岸から離れてボートの準備をしました。荷物を載せてからドーリーを頼りにボートを引くと、ドーリー自体が思った以上にグラグラです。ボートエースが悲鳴を上げそうです。あまり負担をかけられないので、今度からボートを水辺に着けたあと、荷物を載せることにします。
・バッテリー、大丈夫?
『ミンコタ Thrust Turbo』には、バッテリー残量を見るボタンがあります。
帰り際に押して見てみると、『Recharge』のひとつ前の『Low』のランプがついてました。釣りをしていたのは約2時間ちょっとです。思った以上に消費が早い…。『Low』であとどれくらい運転できるのか分かりませんが、朝から夕方までの釣行では保ちそうにありません。中古のバッテリーだったからでしょうか?
・オールも重い
やっぱり木製のオールは重いです。少し長めなのか、漕ぐときも少し窮屈な感じがします(慣れてないからかな?)。
・魚探が欲しい
行ったダムは小規模ですが、そうとは言えボート釣りは範囲が広いです。狙いを定めるための手掛かりとして、魚群探知機が欲しいところです。
そんなこんな不便さはありましたが、ゆっくり問題解決していきます。
結果、ボート釣行は楽しかったです。